NuMicro® M467 Ethernet/Crypto シリーズは、Arm Cortex-M4F コアをベースに、DSP 命令セットとシングル浮動小数点ユニット（FPU）を備えた 32 ビットマイクロコントローラで、IoT ゲートウェイ、産業制御、テレコム、データセンターのアプリケーション向けにターゲット化されています。M467 Ethernet/Crypto シリーズは、最大 200 MHz で動作し、1.7V ～ 3.6V の幅広い動作電圧、- 40 ℃ ～ 105 ℃ の幅広い動作温度、多様なパッケージ選択、ESD HBM 2 KV および EFT 4.4 KV による優れた高耐久性特性を備えています。

家電製品に追加された新しいスマート機能として、M467 Ethernet/Crypto シリーズは、コード保存用に最大 1024 KB のデュアルバンクのフラッシュメモリとランタイム動作用に 512 KB の SRAM を提供します。デュアルバンク設計の 1024 KB フラッシュメモリは、Firmware Over-The-Air (FOTA) プロセスをサポートします。さらに、コードのセキュリティ要件に対応するため、M467 シリーズは、実行時にコードの機密情報が盗まれないよう保護するための実行専用メモリ（XOM）機能をサポートしています。CPU コアからペリフェラルへのデータアクセスのオーバーヘッドを削減するため、最大 2 セット (最大 32 チャンネル) のペリフェラルダイレクトメモリーアクセス（PDMA）が提供されています。

M467 Ethernet/Crypto シリーズは、Ethernet 10/100 MAC、ハードウェア暗号エンジン、Key Store、TRNG、プログラマブルオーディオ PLL、HyperBus インターフェース（HBI）、4 セットの CAN FD、USB HS OTG、USB FS OTG、最大 24 チャンネルの16 ビット PWM、10 セットの UART、4 セットの SPI/I2S、2 セットのクアッド SPI、5 セットの I2C、リアルタイムクロック（RTC）などの多くの周辺回路をサポート。

M467 Ethernet/Crypto シリーズは、4 セットのアナログコンパレータ、最大 28 チャネルの 12 ビット SAR ADC、2 チャネルの 12 ビット DAC など、豊富なアナログ周辺回路を備えています。

開発用に、Nuvoton は NuMaker-M467HJ 評価ボードと Nuvoton Nu-Link デバッガを提供します。Keil MDK、IAR EWARM、GNU GCC コンパイラ付き Eclipse IDE などのサードパーティ製 IDE もサポートされています。

M467 Ethernet/Crypto シリーズは、8 つのパッケージの選択肢をサポートしています。

• LQFP64: Body Size 7 mm x 7 mm, Load Pitch 0.4 mm
• LQFP64: Body Size 7 mm x 7 mm, Load Pitch 0.4 mm（サーマルパッドあり）
• LQFP128: Body Size 14 mm x 14 mm, Load Pitch 0.4 mm
• LQFP128: Body Size 14 mm x 14 mm, Load Pitch 0.4 mm（サーマルパッドあり）
• LQFP144: Body Size 20 mm x 20 mm, Load Pitch 0.5 mm
• LQFP144: Body Size 20 mm x 20 mm, Load Pitch 0.5 mm（サーマルパッドあり）
• LQFP176: Body Size 24 mm x 24 mm, Load Pitch 0.5 mm
• LQFP176: Body Size 24 mm x 24 mm, Load Pitch 0.5 mm（サーマルパッドあり）

M467 Ethernet/Crypto シリーズは、以下のような幅広いアプリケーションに適しています:

• IoT ゲートウェイ
• 産業用制御
• テレコム
• データセンター

特徴 :